ワイドスパン(わいどすぱん)とは?

ワイドスパン(wide span)とは、柱や壁の間隔を広く取った開口部のことを指します。開放感のある室内空間を実現し、採光や通風を向上させる設計手法として注目されています。

基本的な特徴

定義 従来の1〜2間を超える広い開口部
一般的な基準 70㎡程度の住戸で7〜8m以上の開口幅

メリット

採光性 室内への光の取り込みが向上
通風性 効果的な通風が可能
開放感 広々とした空間の実現

計画上の注意点

結露対策 大開口部での結露防止措置が必要
断熱性能 適切な断熱性能の確保が重要
構造検討 広いスパンに対応した構造計画

ワイドスパンは、現代の住宅設計において重要な要素となっており、特に南面する居室での採用が増えています。開放的な空間を作り出すことで、居住性の向上に寄与します。

ただし、大きな開口部を設ける際には、結露や断熱性能への配慮が不可欠です。これらの技術的課題に適切に対応することで、快適な居住環境を実現することができます。

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