両面バルコニー(りょうめんばるこにー)とは?

両面バルコニー(りょうめんばるこにー)とは、住戸の相対する二方向にバルコニーを設置した形式です。通常のマンションでは共用廊下との関係で実現が難しい設計ですが、居住環境の向上に寄与する特徴的な間取りです。

基本的特徴

配置 南北または東西など、相対する二方向にバルコニーを設置
一般的な組合せ 南側・北側バルコニー、または東側・西側バルコニー

メリット

日照 複数方向からの採光が可能
通風 効果的な通風が得られる
収納 収納や物干しスペースの確保が容易

実現における課題

設計制約 共用廊下との両立が困難
コスト 建築コストの増加
専有面積 バルコニー部分の増加による影響

両面バルコニーは、通風や採光、収納スペースの確保など、居住性向上に大きく寄与する設計手法です。しかし、マンションの一般的な設計では共用廊下との関係で実現が難しく、特徴的な間取りとして扱われています。

この形式を採用する場合は、建築コストや専有面積への影響を考慮しつつ、居住環境の向上という利点を活かした計画とすることが重要です。

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