利回り(りまわり)とは?

利回り(りまわり)とは、投資額に対する収益額の比率を表す指標です。投資判断の重要な基準として用いられ、金融商品や不動産など様々な投資対象において算出されます。

基本的な概念

定義 投資額に対する収益額の割合
算定期間 通常1年間(年利回り)

主な投資対象と収益の種類

証券類 利息、配当金
不動産 賃料収入
金融商品 利息、運用益
特定商品 売却益、運用益

不動産投資における利回りの種類

表面利回り 賃料収入をそのまま収益として計算
実質利回り 維持経費を控除した実質的な収益で計算
還元利回り 将来収益を現在価値に換算する際の利率

収益の分類

インカムゲイン 資産保有から得られる収益(利息、配当、賃料など)
キャピタルゲイン 資産売買から得られる収益(売却益など)

リスクと利回りの関係

高利回り商品
  • 価格変動性(ボラティリティ)が大きい
  • 投資リスクが高い
低利回り商品
  • 価格変動性が小さい
  • 投資リスクが比較的低い

利回りは投資判断における重要な指標ですが、単に高い利回りを追求するだけでなく、投資対象のリスクや自身の投資目的に応じた適切な判断が必要です。特に不動産投資では、表面利回りだけでなく実質利回りも考慮することが重要です。

また、「ハイリスク・ハイリターンの原則」に示されるように、高い利回りには相応のリスクが伴うことを理解し、適切なリスク管理を行うことが不可欠です。投資判断の際には、利回りだけでなく、投資対象の安全性や流動性なども総合的に評価する必要があります。

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