仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)とは?

仲介手数料とは、不動産の売買や賃貸借契約の仲介を行った宅地建物取引業者に支払う報酬のことです。不動産取引の媒介業務に対する対価として、法律で上限額が定められています。

基本情報

支払う相手 宅地建物取引業者(不動産仲介業者)
法的根拠 宅地建物取引業法第46条
支払いタイミング 契約締結時

手数料の上限額

売買の場合
  • 200万円以下:5.5%
  • 200万円超400万円以下:4.4%
  • 400万円超:3.3%
賃貸の場合
  • 家賃の1ヶ月分が上限
  • 借主・貸主それぞれに請求可能

仲介業者の主な業務

  • 物件情報の収集・紹介
  • 物件案内・内見の手配
  • 契約条件の交渉
  • 重要事項説明
  • 契約手続きのサポート

請求可能な費用

仲介手数料 法定の上限額の範囲内で設定
実費 登記費用、印紙代、その他実費分

注意点

手数料の確認 契約前に金額と内訳を確認する必要があります。
領収書の保管 後日のトラブル防止のため、必ず保管します。
追加費用の確認 仲介手数料以外の諸費用についても事前確認が必要です。
値引き交渉 上限額以下での交渉は可能です。

仲介手数料は、不動産取引における重要な費用の一つです。手数料の上限額は法律で定められていますが、実際の金額は業者との交渉により決定されます。

仲介業者は重要事項説明や契約手続きなど、様々な業務を行いますが、その報酬である仲介手数料は適正な範囲内で設定される必要があります。契約前に金額と内訳を確認し、不明な点があれば質問することが重要です。

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