法務局(ほうむきょく)とは?

法務局は、法務省の地方支分部局として、登記や公証、人権などに関する行政事務を担当する機関です。全国各地に設置され、不動産取引において特に重要な役割を果たしています。

法務局の基本情報

定義 法務省の地方支分部局で、登記等の事務を担当する行政機関
設置数
  • 法務局:全国8ヵ所
  • 地方法務局:全国42ヵ所
  • 支局・出張所を含む総数:約500ヵ所

主な取扱業務

全事務所共通
  • 不動産登記
  • 供託
法務局・地方法務局のみ
  • 商業登記
  • その他特殊な登記事務

組織体系

法務局 全国8ヵ所に設置される上位機関
地方法務局 県庁所在地等に設置される機関
支局・出張所 地域住民の利便性を考慮して設置される機関

呼称の注意点

登記所 不動産登記を扱う事務所の正式な総称
法務局 一般的に登記を扱う事務所全般を指す通称

主な利用場面

不動産取引時 所有権移転登記、抵当権設定登記など
権利証明時 登記事項証明書の取得
供託手続時 賃料や保証金の供託など

法務局は、不動産取引における権利関係の公示や証明を行う重要な役割を担っています。不動産の権利関係を確認する際には、法務局で登記事項証明書を取得することが一般的です。

また、登記所という正式名称がありますが、一般的には法務局という呼び方が広く使われています。不動産取引に関わる際は、最寄りの法務局の所在地や取扱業務を確認し、適切な手続きを行うことが重要です。

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