登記識別情報(とうきしきべつじょうほう)とは?

登記識別情報は、不動産登記において権利者本人であることを証明するための12桁の英数字による識別番号です。2005年の不動産登記法改正により、それまでの登記済証に代わって導入された制度です。

登記識別情報の基本情報

定義 登記名義人が真正な権利者であることを証明するための12桁の英数字による識別番号
導入時期 2005年3月7日(不動産登記法改正)
前身 登記済証

登記識別情報の通知方法

オンライン申請の場合 暗号技術を用いてインターネットを通じて通知
書面申請の場合 目隠しシール付きの登記識別情報通知書として交付

登記識別情報の主な特徴

機密性 他人が盗み見ることができないよう特別な方法で通知
必要性 登記申請時に本人確認の証明として必要
形式 12桁の英数字で構成

登記申請時の取り扱い

オンライン申請 電子的な方法で登記識別情報を提供
書面申請 登記識別情報通知書を提出

重要な注意点

保管 他人に知られることのないよう厳重に保管する必要があります。
紛失時の対応 紛失した場合は速やかに法務局に相談する必要があります。
提供義務 登記申請時には原則として提供が必要です。

登記識別情報は、不動産取引における本人確認の重要な手段として機能しています。登記名義人は、この情報を厳重に管理し、登記申請の際に適切に提供することが求められます。

また、オンライン申請の普及に伴い、電子的な方法での登記識別情報の提供が増加しています。これにより、不動産登記手続きの効率化とセキュリティの向上が図られています。

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